15.11.10 米を収穫天日に干せば、蕎麦を収穫天日干し。 合間をぬって落ち葉を拾い来年の苗床づくり。 はさを片付け冬に備え、現在豆の収穫に。 この時期収穫するもの拾うもの、冬に備えて片すもの。 次から次へとお天気頼り。 脱穀後、天気伺い広げて干した今年の米もすべて乾燥完了。 籾摺も終わりました。 予約頂いたみなさんお待たせ致しました。
15.11.7 11月1、2、3日とお祭りに参加。 我が家と同じく山で無農薬米をつくる仲間2件。 生井家と浅井家とごいっしょに。 3件異なる種類のもち米持ち寄りもちをつく。 石臼持ち込み百姓のもちつき販売。 「昔はこうやっておもちをついて食べたんよ。」とおばあさんの声。 杵でつくおもちも昔話になってしもうた。 子供らはこのお祭り来るために秋の収穫作業の手伝いがんばり、 山から祭りに連れて来てもらったそうで。 これもまたひとつの昔話。
15.10.18 稲を刈るときにも田には水を張ったまま。 進むにつれて稲の残る方へと蛙や何やら。 刈った稲ははさに掛けて天日干し。 はさに掛けると茎に残った養分も実へと下る、とも。 稲の香り漂い、耳をすませばパチパチと乾燥の進む音。 杉の木の下、ゆっくりじっくり自然な速度で。 この時期の晴れ続きはとても助り、乾燥仕上がりもう少し。
15.9.11 基礎立ち上がり土台も座り壁となる。 改めて見る土壁はとても良い、気が和む。 これをトタンで覆うのが気が引ける。 気が引けるけど雪を考えるとしょうがない。 昔はトタンなんぞ無かったのにとも思うけど。 朽ちた柱の差し換えに大工さん持ち出し床柱。 我が家の新たな顔に。 土間打ち終わり、一画かたちになってきた。
15.8.29 稲の穂が出始めた8月は田からしばし距離を置く。 大工さんの手も借りて、この時間を家の修理に。 あらかた不要なものを片付けた家の中。 ようやく本格的な改修に。 まずはこのお勝手をしっかり部屋に。 壁の向こうは急な土手。 溜まった雪にも押され、不安な基礎は取り壊し。 壁はしばらく宙に浮く。
15.8.1 土の上に植物が生えるのは当たり前。 それは田も同じ。 地には地の、水には水の植物生える。 そこに種落とし、芽を出し育つ植物の強さたるや。 気付けばもう8月。 当たり前には時間も労力も掛かることが当たり前。 穂が姿を見せ始めました。
15.7.27 蕎麦を蒔く。 このあたりに伝わる在来の蕎麦。 粒が小さくそれが特徴。 「火の中で蒔いて寒に喰え」。 昔から蕎麦のことはこう言ったそうで。 蕎麦の種が手に付くほどの汗をかきつつぱらぱらと。 なんとも絶好の蕎麦蒔き日和。 今年の年越しこの蕎麦で。