16.4.22 お勝手仕上がる。 基礎直し、天井張って水道まわし、壁を仕上げてとりあえず。 仕上げの壁は雪のとよ。 昔からこのうちで使われてきた雪を滑らし流す道具。 浮かぶ木目と所々の傷は歴戦の証。 これからまたしばらくこの家の一部と。 端材で焚火の今夜は満月。 次はこの一間。
16.4.5 フキノトウの花開き、フキの葉っぱも開いてく。 ツクシの頭も多くが開き、その下ヨモギも徐々に大きく。 おひたしおいしいアズキナも食べれる頃に。 正式名は「ナンテンハギ」。 北海道では「ユキザサ」をアズキナと。 そこいらで色んなもんが開いて大きく色をつけ。 約1ヶ月池に沈めておいた種籾もいよいよ種蒔きへと。 今年はササニシキを新たに加え、コシヒカリと新大正もちの3品種。 田んぼも新たに3枚の放棄田を田に戻し水を張り。 色んな事、物、動き始め。
16.3.2 いよいよ種籾準備の時季に。 塩水で良い種を選別し、温湯で消毒。 あとは担いで山の溜池に。 シャクシャクの氷をつつけば即水面。 今年の少雪で池の上には足踏み込めず。 土手から種籾放り込む。 田の水面も出てきとる。
15.12.31 今年は降らないと、言っても降れば雪景色。 積もった雪はじきに融け、土壌に染み入りのちに田に。 雪のおかげで保たれるこの地の循環も。 1年間はとても早い。 ひとまずひとつ区切りのために蕎麦を打つ。