
稲刈り始める。
まずはコシヒカリから。
米の出来にふと手が止まるも時間との勝負。

この時期になると日暮れも早い。
陽が傾き始めるとあっという間に。
冷気も日暮れも山ではなおさら。


畔をあるけばイナゴがパタパタ飛び上がる。
稲穂は垂れ、熟している最中。
巷では稲刈りの話もちらほら。
うちはまだまだ青い稲に先の話。


出会ってしまえば井戸端会議。
鎌やら鍬やら携えて。

大体にして出揃った穂も花をつけ実入りの時期に。
今年はやや遅めか。


田植えから約1ヶ月間の草取りを終える。
草に負けない稲の成長を祈るばかり。

田植え終了。
コシヒカリ、ササニシキ、もち米の梅三郎に。
ここから続いて除草作業に。
ここからが正念場で。


田植えの始まり。
苗2本ずつの手植えで進む、淡々と。
10日間ほどでと思うも今年は何日かかるか。


朝、根からの水分を葉先にたずさえ。
短く太く、順調な成長。

田への水を引くため下見に山へ入る。
奥に進むほどに残雪多く。
所々水路も未だ雪の下。
沢を流れる雪解け水を水路へ引き込み。
それももうじき。
春は活力増す季節。

こんなものが動き出し。

こんなものも動き出し。
食卓の彩り豊かに、山の恵みにありがたく。