家の脇の土手削ればカブトムシ。
すまんと思って埋め戻し、また来年。
田畑ももうじき雪の下。
片付け終えて、また来年。
そして初雪。
冬もすぐそこ。
去年さよならしたボットン便所は浴室予定地。
腐った基礎を作り直した冬から止まった作業。
さあ始めよう、また冬が来る。
軽トラで運ぶにも程が有る欅の差鴨居は近所からの頂き物。
薪にするにはもったいなきは、土間からの上がり台にする為に。
こんなものが何気なしに手に入るところの感慨を覚えつつ。
4月に入ってこの雪も、春の準備は始まって。
コンポストトイレが完成すれば、
ボットン便所にさようなら。
晴れ渡る冬の日山行けば、
リス、クマ、ウサギにカモシカさん。
今季の初積雪は頑張り過ぎ。
天然なめこが我が家に届く。
野生の鴨が我が家に届く。
山の猪我が家に届く。
春の山菜、秋のきのこ、山肉。
ご馳走様です。
80越えの近所のばあちゃん柿もぐために木に登る。
「おまんも採っていきねえ。」
ありがたく頂戴。
敷居はまって、明かり灯れば部屋の様相。
建具はめるも素直な柱は一つも無し。
これも長い年月の証のひとつ。